発売日に購入したPS3(HDD60G・PS2互換有・メモカスロット有・USB4ポート有)がソニータイマーとやら(今まで喰らった事無い)に耐えつつ6年後ついにご臨終召された。
その日は休みで暑い部屋でずっとアーシャのアトリエをプレイしていたら突然PS3の電源が落ちた。
「ギャー!?これまでの時間がー!」まず結構長い時間セーブしてなかったのでこっちの衝撃が大きく暫く呆然としたが落ち着いてから再起動したら「ウィーン・・ピピピ」と赤ランプ点滅で緑ランプの起動が出来ない・・・
何回やっても繰り返し。
しかもゲームディスクも取り出せないときたもんだ。
とりあえず公式HPのサポセンQ&Aで強制排出を試みたがダメだった。
症状から確認すると本体内部の熱が溜まり異常を起こしている、時間が経って冷めれば再起動するカモ的な内容だったので一日おいて再起動してみた。
「ウィーン・・ピピピ」
治らねぇ・・orz
諦めて修理出すかとまたサポセンHPで見積もりを出してみたら「HDD初期化をする場合があります。これを了承した上で送付してください」的な内容と修理費約12600~16800円・・中古買えるわ!
何よりHDDの初期化は痛い。しかし買い換えても結局初期化しないといけない。今までのデータががが!
箱○は過去2回故障して修理に出したがちょうど無償サポートだったりでHDD外して送るだけ、修理品返ってきたらHDD付けてOKだったのに。
しかしPS3はHDDの取外しは出来るが基板交換・HDD交換とかだけでも認識しなくなるらしく、完全にシステムとHDDが紐付けされてるらしい。
実際60Gなんてあっとゆーまに埋まるので1Tに換装していたのだが、その時も元HDDを専用ユーティリティ(PS3設定画面にしかない)を使って外付けHDDにバックアップ、1T積んでからHDD初期化して外付けから本体ユーティリティでリストアしないといけないという面倒臭さだった。
箱○と違いバラさないといけないし。まぁこれは箱○が専用HDDに対しPS3はPC内臓型HDDから好きな容量を選べるという互いのメリット・デメリットでもあるけど。
しかし今回はHDD紐付けデメリットが大きかった・・起動しないとバックアップすら出来ないし修理出すと初期化だし。
とにかくグーグル先生で何とか一時的でも復旧できないか調べた。
すぐに色々出てきた。流石先生・・というかそれだけ他の人も苦労したからだろう。
そして出来るだけお手軽そうなのをチェック。
必要なものは・・
ドライヤーのみ!
何とドライヤーを使って本体内部を高熱にして治すというものだった。
高熱で壊れたのにマジ?と思ったが説明を読んで納得した。
今回の症状は箱○のRODみたいに初期PS3にもyなんとかという症状があったようで、要は高熱でハンダクラックを起こしているらしい。
なら高熱でハンダを膨張させ、冷ましてからならクラック解消して起動するカモという可能性がある。
早速10分~20分くらい本体アッツアツになるくらいドライヤーをあてた。(当然HDDとか外してます)
そして冷ます事1時間以上。
またHDD入れて電源オン。
「ウィーン・・ちゃんちゃららー(PS3の起動画面音)」
やった!奇跡ってあるから陳腐なんだよ!と思いつつアーシャディスク取り出して、すぐに既に買っておいた中古PS3(薄型160G約16000円、高額の場合の修理代より安い)に専用ツールでデータ転送&バックアップ!
何故中古も買っておいたかというとこの症状から復帰しても早い人で数時間で再発、長くてもやはり再発するようなので2台が安泰ぽい。
そして今は無事セーブデータ含む全て復活!アーシャデータも無事だった!
とりあえずせっかくなので薄型中古PS3でプレイしてます。
現状両方動くけど。